Apr 30, 2021 商品について

五月人形の由来について


もう少しで「こどもの日」ですね。
みなさまは、五月人形は飾っていますか?
我が家は、昨日バタバタと…
何とか4月中に飾ることができました。

「こどもの日」に飾る五月人形。
みなさま、その由来ってご存知ですか?
恥ずかしながらわたくしは知らなかったので調べてみました。

「端午の節句」は、もともと古代中国の季節行事の1つでした。
「節句」とは、季節の変わり目という意味。
季節の変わり目には邪気が寄りやすいので、季節ごとの飾りとお供えものをして厄払いをし、
無病息災を願う風習がありました。

現在の5月はさわやかな初夏ですが、旧暦5月は今の6月にあたります。
つまり旧暦5月の中旬以降は、梅雨の時期になるのです。「端午」は、旧暦5月の最初の午(うま)の日という意味。

武士が台頭してくる鎌倉~室町時代になると、この時期、武家では鎧や兜を出して、家の中に飾る習慣がありました。
梅雨の目前に武具へ風を通し、虫干しと手入れをするためです。
端午の節句に兜や弓が飾られるのは、こうした武家の習慣に由来すると言われています。

兜や甲冑、弓などを戦闘の用具ととらえる考え方もありますが、武将にとって兜や甲冑は、身を護る大事な装備。
五月人形の兜や甲冑には、「わが子を守ってくれるように」という願いが込められているのです。

なかなか深いですね。
大事なわが子の無病息災を願い、飾っていきましょう。
お子さま、お孫さまのお健やかなご成長と皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
Apr 30, 2021 商品について